soundgalleryさんのブログに、ナナさんの初期のしっとりとした唱が2曲紹介されました。
是非ご訪問の上、この不順な気候や、悲しいニュースからしばし離れて、元気をいただきましょう。
NANA MOUSKOURI “ラブ・マイナス・ゼロ”
(FONTANA 6399 014 1969 FRANCE)、≪NANA MOUSKOURI FIRST ALBAM≫(PHILIPS SFX-7226 1970)※DieterさんのサイトでSFX-7226 は1970年とありましたので年度を訂正してあります。
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soundgalleryさんはこのLPの選曲の説明とこの曲の背景を丁寧に説明して歌詞の日本語を紹介され、最後に次のように括っておられます。+++++++++++++++++++++++
美しいメロディーに乗って、ナナは醒めた目で世の中を見ている彼に、淡々と語り掛けるように唄います。
NANA MOUSKOURI “アウトワード・バウンド”
≪NANA MOUSKOURI/A PLACE IN MY HEART≫(FONTANA 6312 022 1971)≪LOVE STORY/NANA MOUSKOURI≫(FONTANA SFX-7437 1971)
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このころのアルバムは、ナナさんとアテニアンズの結びつき(特にご主人と?)によるハーモニーが素晴らしく、コンサートのアルバムにも、今回のような、ベストアルバムにも豊かな深みが添えられています。
soundgalleryさんは同じく丁寧な盤と曲の説明の後、次のようにまとめておられます。
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ナナは≪この世との別離の心情≫を、情感を押さえて淡々と唄います。その知的な抑制のきいた表現力に魅了されます。