私の歌姫たち⑤ Nana Mouskouri
音楽 » 洋楽
ナナ・ムスクーリ (Wikipedia)、ギリシャの歌姫。
彼女の歌は、美声とスケールの大きさが何よりも感動的だと思います。
たとえばこれ。「LEBERTAD」
原曲は19世紀のオペラ作曲家ヴェルディ(wikipedia)の歌劇 「ナブッコ」より 「想いよ行け、黄金の翼に乗って」
途中でナナが姿を見せます(笑)。
歌劇「ナブッコは、1842年、初演と同時に全イタリアの人気を集めたそうです。
当時イタリアは他国の支配下にありましたが、人々は、この歌の『抑圧された囚人たちが、鎖につながれながらも祖国への熱き思いを歌う』というコーラスに、イタリアの独立を重ねたそうです。イタリアの第二の国歌だという人もいるらしいです。
徐々に高揚していく歌声を聴いていると、なるほど、という感じがします。
次にこれ。アルハンブラの思い出(Wikipedia)
いつだったか新聞で読んだのですが、Tという女性登山家が、エベレストやK2などのヒマラヤの高峰を前にして携帯プレーヤーで音楽をかけてみた。しかしどの曲も、山々の威容に比べたらちっぽけな曲でしかなかった。
そんな中で、ただ1曲だけひけをとらなかったのは、この曲だった、という記事がありました。
今は滅びてしまったサラセン文明のアルハンブラ宮殿のある風景が、目に浮かぶようです。
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